東日本大震災　お見舞い申し上げます

　東日本の大地震と津波の被害に遭われた全ての皆様に心からお見舞い申し上げます。

　私はのこの大地震の際、新宿に向かう山手線に乗っていました。

品川の構内に入ったとたん揺れを感じ、電車が止まっても揺れは止まらず、

ホームの電光板の揺れ、つかまらないと立ってられない人々に自分も揺れながら

地震の大きさに驚きました。電車からおり、トイレに行くと、電気等々が割れ

床に落ちていました。その後、駅構内は落下物の危険性があるということで、

構外に避難するようアナウンスが流れました。沢山の人がいましたが、

混乱もなく、皆さん静かに水が流れるように構外に移動いたしました。

その後、新宿まで移動出来ない予感がし、品川で宿泊先を求めホテルに

行くと、ホテルも安全確認の為、外に避難するように誘導が始まっていました。

その宿泊客とともに誘導されるまま高台に移動をしました。

その後、アクアスタジアムが避難先として開放され、移動しました。

夜になり、新宿へバスでの移動を試みましたが、徒歩で帰宅される方、バスに並ぶ方

と凄い人で、また、道路は渋滞でバスが全く進まない。

しばらく並びましたが、その晩はとても寒く、避難場所に戻ることにしました。

そのままそこで一夜を過ごしました。館内は暖かく、トイレもあり、また飲み物も提供され

余震で不安ではありましたが、仮眠をとることが出来ました。またテレビも配置してくださり

その後の被害状況、交通事情も良くわかりました。

スタッフの皆さんは徹夜で会場の見回り、トイレットペーパーの設置、飲み物の提供など、

献身に尽くしてくださいました。本当に有難うございました。心より感謝いたします。

食べ物はコンビニにて調達しましたが、食べ物はほとんどなく、残りわずかあるものを

購入する状況でした。レジは長蛇の列で外まで続いていました。

翌朝、５時頃から少しずつ人が移動を始め、８時頃には避難場所はわずかな人に

なりました。避難していた人達はスタッフの方に一晩過ごさせて頂いたお礼を述べ、

イスをきちんと片付け去って行きました。

私も京急線が開通しましたので、そのまま羽田空港に向かいました。

最近日本人のマナーやモラルが非難されていましたが、今回の地震により

人の温かさを沢山感じました。

まだまだ沢山の方が避難所生活をされています。余震もあり、不安な日々が続いて

いますが、頑張って！　一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。