2024年12月15日

女性の経営コンサルタントへのニーズ

株式会社emuの村木睦です。

今日は経営コンサルティングにおいて、女性コンサルタントへのニーズについてお話したいと思います。

★何故コンサルに?★

私はSONY時代にトヨタ生産方式による生産革新を推進する部署で、改善活動とその支援を行っておりました。職業病というのでしょうか?どこに行っても「何故こんなことをしているのかな?ムダだな?」と思う事が多く、その発想や意見を聞きたいというニーズから経営コンサルタントとして仕事をするようになりました。

 

★女性?★

企業のマッチング会等で会場に行くと「女性でしたか?」と驚かれる事が多く、確かにその会場に女性は私だけ・・・

そこで調べてみたところ女性のコンサルタントは約20%との事。女性の管理職は2024年で10.9%なのでコンサルはまだ多い方なのか?と思いました。

 

★女性へニーズ★

一言でいうと「無」に近い状態です。

しかし、私の場合は「女性だからよかった。」と言って頂けることがほとんどです。それは、コンサルタントは男性!という認識からくるもので、ニーズとして調査すれば女性も増えるかもしれませんね。

 

★実際には女性で良かった★

女性って、お母さんや妻をイメージする事が多いと思いますが、コンサルの私もまさしく「お母さんが言っている。」に近い状態かもしれません。お母さんは口うるさい!かもしれませんが嫌いにはなりません。時にはそのうるささは、気づくと言われなくても出来る「習慣」になっているかもしれません。

様々なことに共感し、褒め、時にはアドバイスすることで安心感を得ることができる。そして聞いてもらうことで自信が湧き、少し嬉しくなる感じかもしれません。

誰しも自分に味方がいると思うと前に進めますよね。多分そんな感じかと・・・

 

★コンサルへのニーズ★

生産性向上からスタートしたコンサルですが、現在は総務系のコンサルニーズが多く

・事業継承にまつわる新社長の組織構築

・リーダーになりたくない世代の組織改革

・時代変化に対応した評価制度の見直し

・上記を行うにあたり必要な人材育成

などに変化してきております。

その為、お母さんのような、何でも話せる女性のニーズが増えてきていると私は感じています。また、プライドは必要なく、聞いたり、確認したりしやすいのかもしれません。

まぁ、お母さんは、言いたいことは端的にズバッというので耳が痛い時もあるかと思いますが・・・

 

出来ない事を指摘するのではなく、得意な事をどんどん実行し、苦手な事は得意な人に協力して頂く時代になり、コンサルへのニーズも変化してきていると思います。

その中での女性コンサルタントへのニーズはハラスメント対策も含め、多くなっていると感じます。女性の管理職はちょっと・・・と思われる企業は、女性のコンサルタントのアドバイスを聞かれてみては如何でしょうか?今までとはちょっと違う職場の変化を見ることができるかもしれませんね。



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